「鯛(たい)塩ラーメン」専門店 「壱岐の島ラーメン 志賀屋」(壱岐市郷ノ浦町)が、ホテル「壱岐アイランドハブ」(郷ノ浦町本村触)1階にオープンして、8月5日で1カ月がたった。
志賀屋は、壱岐・印通寺浦で江戸時代から続いた廻船問屋の大野家の屋号。大野家に代々受け継がれてきたタイの潮(うしお)汁は、社長の大野陸さんにとっても思い出の味で、その味をベースに自家製スープを開発した。半年間にわたり、だしの取り方や湯通しの方法などを試行錯誤し、現在の味にたどり着いたという。
壱岐産のタイをはじめ、米は「にこまる」、卵は「しまのたまご屋さん」のものを使うなど、地場産の食材にこだわる。
メニューは、「鯛塩ラーメン」(1,100円)、「味玉鯛塩ラーメン」(1,200円)、「特製鯛塩ラーメン」(1,400円)。壱岐市国境離島島民割引カードの提示で300円引きになる。
ラーメンは木ぶた付きの丼で提供し、木ぶたを開けるとタイとユズの香りが立ち上る。木ぶたの裏には、ラーメンの食べ方や志賀屋の歴史を記している。
大野さんは「壱岐産食材を使った、この島ならではのラーメンを作りたかった。壱岐の新たな名物料理を目指したい。ご当地ラーメンになれれば」と話す。
大野さんが勧める食べ方は、ラーメンを味わった後、残ったスープに「炙(あぶ)り鯛ほぐしごはん」(300円)を入れ、鯛茶漬けとして楽しむもの。「将来的には島外のイベントなどにも出店し、壱岐の名前を全国へ広げたい」と意気込みを見せる。
営業時間は、11時~13時30分、17時~21時30分。火曜・水曜定休。