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対馬で領土主権学ぶ「巡回展」 対馬藩の鬱陵島交渉やロシア軍占拠事件も

日本の海域の魚を釣り上げるゲームに挑戦する親子(写真提供=内閣官房)

日本の海域の魚を釣り上げるゲームに挑戦する親子(写真提供=内閣官房)

 国境の日本の島々について分かりやすく展示する「領土・主権展示館 地方巡回展 in 対馬」が7月25日、対馬市交流センター(対馬市厳原町今屋敷)3階展示ホールで始まった。

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 内閣官房が主催し、長崎市と対馬市が後援する。日本の領土・海洋を巡る情勢に対する全国的な理解を深めることを目的に、地方巡回展を開いている。長崎県での開催は、2021年の長崎市と佐世保市に続き3回目。

 巡回展では、北方領土や竹島、尖閣諸島の歴史を振り返りながら、日本が領有する根拠や他国・地域の主張と行動、それに対する日本の対応や考え方をパネルと映像で展示。鬱陵島を巡る対馬藩と朝鮮の外交交渉や、ロシア軍艦対馬占領事件など、対馬に特化したパネルも展示する。

 領土・主権展示館(東京都千代田区)で上映している北方領土・竹島・尖閣諸島の映像を上映するコーナーでは、VRゴーグルを装着して島々の自然を360度没入型の映像で体験できる。日本の海域の魚や鉱物資源を釣り上げるゲームも用意する。

 会場には、子どもから大人まで幅広い世代の島民らが来場している。来場者のアンケートで、10代からは「日本が領土問題を客観的に捉えていてすごいと思った」「学校で習ったことをより深く知ることができた」「島の生き物や有名なものを知りたい」などの感想が見られ、80代は「国境の島に住む歴代の島民の苦悩は計り知れないものがあったと思う」と、先人の苦労に思いをはせていた。

 開催時間は10時~18時。入場無料。今月31日まで。

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