対馬に「対馬うどん いのもと」(対馬市上対馬町)がオープンして、7月4日で2カ月がたつ。
店主は平戸市出身で4月に対馬に移住してきた井元佑美さん。3月まで沖縄県内で長崎の漁師直送居酒屋を営んでいた井元さんは、来店客からの「長崎のおいしい魚を世界へ届けてほしい」との声を受け、漁師たちの間で魚のおいしさに定評がある対馬に移住してきた。
店舗は比田勝港国際ターミナル近くに構える。井元さんは、韓国人観光客の利用が多い立地を生かし、今後は同店を拠点に世界へ向けた人脈づくりを進めていきたい考えだという。
席数は26席。客層は、平日は地元客を中心とした日本人客の利用が多く、週末は韓国人客が約9割を占めるという。メニューにはハングル表記も採用する。
うどんのスープは、井元さんの出身地である平戸のあごだしと、対馬産シイタケのうまみを合わせたもの。「肉うどん」(980円)は、国産牛を毎日煮込み、スープと合わせて提供する。「いのもと特製うどん」(1,880円)は、花がつおをのせたうどんに、注文を受けてから揚げる8種類の天ぷらをセットにする。
井元さんは「今後は『この店に行きたいから対馬に行く』と言ってもらえるような、旅行の目的になる店を目指したい。地域から愛され、いつでも誰でも心温まる『第三の居場所』になれたら」と話す。「この店を基盤に、長崎の魚を世界へ届ける目標につなげていきたい」とも。
営業時間は10時~15時。木曜定休。