対馬の龍良山(たてらやま)原始林(対馬市厳原町)で現在、夜間に光るキノコ「シイノトモシビタケ」が見られる。
シイノトモシビダケは、釣り鐘型の全長約2センチのキノコ。対馬や八丈島、後紀伊半島など限られた地域で自生し、毎年5月中旬から6月下旬までの梅雨時期、夜になると緑色に発光する。
龍良山で観察会を開いている対馬観光物産協会の國分さんによると、観察会には例年、幅広い世代の50人ほどが参加する。同時期に現れる「光る生物」であるゲンジボタルやツシマヒメボタルも楽しめるという。今年の観察会は6月21日に開く。
國分さんは「雨が降った数日後はキノコの発光が強く、一日単位で様子が変化する。普段は立ち入らない夜の山なので、イノシシなどへの安全対策をしながら、幻想的に光る生き物を観察してもらえれば」と話す。
観察会の参加料は500円(高校生以下無料)。