国指定特別史跡原(はる)の辻遺跡に隣接する「原の辻ガイダンス」(壱岐市芦辺町)で、10月10日、「刈り入れ祭(王都米づくり体験)」が開かれる。主催はNPO法人一支國(いきこく)研究会。今年で17回目の開催。
同会では、弥生時代の稲作体験のため、古代米を「王都米」として栽培している。5月30日の「お田植祭」で参加者が苗を手植えし、今回その王都米を収穫する。
当日は、開会行事の後、稲刈り、かけ干しを体験する。小学生以下は石包丁、中学生以上は鋸鎌を使って稲を刈り取る。
一支國研究会の竹内真治さんは「石を加工して道具として利用していたことや、弥生時代の稲作、現代の農機具との違いを体験してもらえれば」と話す。
刈り取り体験後には、島内在住のオカリナ奏者がミニ演奏する。昨年収穫した古代米の緑米を使ったおはぎも振る舞う。
昨年参加した子どもたちからは、「稲がいっぱい収穫できて楽しかった」「古代米は食べたことがないので食べてみたい」といった感想が寄せられたという。
今回収穫した王都米は、11月21日の「秋の収穫祭」で古民具を使って脱穀。秋の味覚を楽しむ。
竹内さんは「弥生時代の稲作文化や米作りの大切さを実際に体験して、学んでほしい」と参加を呼びかける。
開催時間は10時~12時。体験申し込みは、原の辻ガイダンスまで。