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日韓学生らが対馬の海岸で漂着ごみ回収 プラごみなど2万5000リットル

漂着ごみの回収に参加した日韓の学生・生徒とボランティア(写真提供=一般社団法人「 対馬CAPPA」)

漂着ごみの回収に参加した日韓の学生・生徒とボランティア(写真提供=一般社団法人「 対馬CAPPA」)

 対馬と韓国の市民が海岸清掃する「日韓市民ビーチクリーンアップ」が7月23日、湊浜海水浴場(対馬市上県町佐護)で開かれ、漂着ごみ2万5000リットルを回収した。

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 一般社団法人「対馬CAPPA」が2003年から毎年主催。回収作業を通じて意見交換しながら漂着ごみ問題の解決策を模索し、発生を抑制するのが目的。同法人理事の末永通尚さんによると、韓国と中国の都市部や漁業活動から出たごみが海流に乗って対馬の西海岸に漂着しやすく、海洋環境や漁業への影響が懸念されているという。

 漂着物を調査している「つしまエコサービス」(美津島)が公表した2025年度の報告書によると、ごみの年間漂着量は約3万立方メートル(2248トン)。漂着ごみの発生国は多い順に、中国・台湾(65%)、韓国(28%)、日本(6%)。種類別では、プラスチック類(19%)、発泡スチロール類(19%)、自然木(17%)が上位を占める。韓国製のごみに限ると、ペットボトル(790個)、ペットボトルキャップ(754個)、食品の容器包装(371個)の順に多かった。

 末永さんは「韓国までの距離はわずか49.5キロ。韓国側に面している対馬の西海岸は、北西風に乗ってプラスチックなど大量のごみが漂着する。回収しても繰り返し流れてくる」と現状を説明。「海に捨てた物だけでなく、街なかのごみ箱からあふれたごみが風などで飛ばされ、最終的に海ごみになる」と、発生源が生活の中にもあると話す。

 当日は、対馬高校や釜山外国語大学校の生徒・学生、全国から集まったボランティア、対馬市民ら217人が参加。漁網やプラスチックごみ、ペットボトル、ブイなど、トン袋25個分(2万5000リットル)を回収した。午後からはワークショップを開き、参加者が漂着ごみについて意見交換した。

 韓国から参加した同大学校の女子学生は「想像以上に韓国のペットボトルが多くて驚いた。これからも日韓で海岸清掃を継続したい」、対馬高校の女子生徒は「SNSで情報交換を続け、対馬の海ごみの現状を発信したい」と、それぞれ今後の意欲を語り、男子生徒は「生活ごみが海ごみになっていることを実感した。日常生活でごみの捨て方に注意し、無駄なものを買わないようにしたい」と、自身の生活から改善点を見つけ出していた。

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